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2019年4月10日水曜日

【開催案内】公開シンポジウム「地域と世界に生きる大学 -地域社会における知の創造と発展のために-」

地域社会における大学の役割をめぐる議論や政策動向が加速度的に進んでいます。国公私立大学の枠を超えて、「撤退」「廃止」なども含めた大規模な「再編」のための政策提言が進み、実行段階に入りつつあるものもあります。これは過去四半世紀続いてきた「大学改革」の波状連鎖の中でも、新たな段階の到来を告げるもののように思われます。
 日本各地の大学は、地域の特色や課題に応じた研究教育および社会貢献の努力を重ねつつ、それを世界の学術コミュニティに接続する試みに挑戦してきました。地域への貢献とグローバルな展開は峻別可能ではなく、相互の浸透を通じて社会と学問を豊かにすることが目指されてきたのです。
 大学「再編」のなかで、地域社会に生きる大学と学術の役割がどのように変わろうとしているのか、これまで培ってきた経験を継承し発展させる道をどのように切り開くことができるのか、こうしたことが鋭く問われています。このシンポジウムでは、地域社会で大学の置かれた状況を直視しつつ、多様な経験の交流を通じて、各地域の具体的な動きの中で必ず踏まえられるべき大学と学術の役割にかかわる視点を確認することを目指します。

◆主催:日本学術会議第一部人文・社会科学の役割とその振興に関する分科会、
        日本学術会議科学者委員会学術と教育分科会
◆日時:平成31年2月3日(日)13:30~17:00
◆会場:日本学術会議講堂
◆参加費:無料
◆事前の参加申込は行いません。自由にご参加ください。

プログラムはこちらから↓
http://www.scj.go.jp/ja/event/pdf2/272-s-1-1.pdf

【問合せ先】
 関西学院大学文学部 橋本伸也
 hashin*kwansei.ac.jp
 (*を@に変更して送信して下さい)

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