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2019年3月31日日曜日

平成30年9月開催「第4回世界社会科学フォーラム(WSSF2018)」 の開催とセッション公募

 国際社会科学評議会(ISSC)が3年に一度開催している『世界社会科学フォーラムWorld Social Science Forum(WSSF)』が、いよいよアジアで初開催されます。
 社会科学、行動科学の様々な学問分野や関連機関を横断し学際的議論を深める場で、日本のリーダーシップが問われます。只今セッションの公募が行われています。
 参画のご検討及び関係各位への周知をお願いいたします。

 この度の第4回世界社会科学フォーラム(WSSF2018)では、『Security and Equality for Sustainable Futures 』をメインテーマに、世界中が直面している人間の安心、安全、生存基盤の確保という問題に迫ります。社会保障や地政学的な安全保障のみならず、バイオセキュリティ、サイバーセキュリティ等も含めて『Security』をどうすれば持続的に保障できるか、また多様性を維持しつつ『Equality』と持続性の危機を打開するにはどうす
ればよいか、研究発表と議論が行われます。

 本会議には85ヵ国・地域から約1,000名の参加が見込まれています。

 この会議を日本で開催することは、持続性のある科学技術と社会のイノベーションにおいて我が国の社会科学関係者の国際的なリーダーシップを提示することにつながります。また本会議のため中国、韓国、台湾、ASEAN、インドなどと共同してアジア各国・地域の社会科学研究機関と連携することで、アジアの各機関との今後のネットワーク拡大の基礎を確立できます。 国内的には“人文・社会科学”の問題関心を再構成する絶好の機会と言えます。
 併せて、広い意味でのSecurityを一つの柱とし、エネルギ―、環境保護、持続可能な社会や防災の問題にも対峙するこの大会を東日本大震災を経験した日本、中でも平成28年熊本地震に遭遇した九州の地で開催することは、世界各地から参加するあらゆるステイクホルダー及び一般市民にとっても大きな意義があります。

会議名:第4回世界社会科学フォーラム(WSSF2018)
会 期:平成30年9月25日(火)~9月28日(金)[4日間]
会 場:福岡国際会議場(福岡市)

テーマ:Main theme: “Security and Equality for Sustainable Futures”
         持続可能な未来のための生存・安全の確保と平等

サブテーマ:
 1.Sustainability and security
  持続可能性と生存・安全
 2.Cybersecurity, cyberattacks, hybrid warfare
   サイバーセキュリティ、サイバー攻撃, ハイブリッド戦争
 3.Human security
   人間の安心・安全
 4.Security and the 2030 Agenda
   生存基盤の確保と国連採択課題:持続可能な開発のための2030アジェンダ
 5.Globalization, diversity, and cultures of belonging
   グローバリーゼーション、多様性と文化的帰属
 6.Development and inclusion in urban and rural areas
  都市と地方を包摂する開発
 7.Gender equality and security
  男女平等と人間の安全保障
 8.Health, safety and biosecurity
  健康、安全とバイオセキュリティ
 9.Freedom, democracy and security
  自由、民主主義と安全確保

主催:International Social Science Council(ISSC),
    国立大学法人九州大学

スケジュール:
 ・セッション公募   平成29年 6月 1日~9月1日(〆切予定)
 ・採択セッション発表 平成29年11月30日 (予定)
 ・ペーパー公募    平成29年12月 1日~平成30年3月1日(予定)


 なお、この会議は、日本学術会議との共同主催となる予定です。

※内容等の詳細は以下のホームページをご参照ください。
○WSSF2018公式ホームページ(http://www.wssf2018.org
〇WSSF2018セッション公募要項
(http://www.wssf2018.org/call-for-session-proposals.html)

【問合せ先】WSSF事務局(九州大学本部第一庁舎内)
 (Tel:092-642-2257、Mail:wssf2018@jimu.kyushu-u.ac.jp)

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